PCパフォーマンスの主役がRyzenからIntel Core Ultraへと移りつつある中で、実際の使用感はどうなのか気になる方も多いはずです。JayzTwoCentsさんの最新動画「I’m switching back to Intel… Here’s why…」では、Core Ultra搭載PCへの乗り換えを30日間体験し、そのメリットや不具合、使い勝手を率直にレビューしています。ゲーム性能だけでなく生産性向上も重視するユーザーにとって、非常に興味深い内容です。この記事では、動画の重要ポイントをわかりやすく解説し、Intel Core Ultraの実力と問題点に迫ります。
この動画で学べること
- Intel Core Ultraの実際の性能とRyzenとの比較
- Core Ultra搭載PCの組み立てから初回起動までの流れ
- 起動時間の遅延やBIOS関連の問題とその解決策
- Core Ultraの生産性への影響とゲーミング性能の現状
Intel Core Ultraを選んだ理由
JayzTwoCentsさんは以前、Ryzenで30日間の検証を行い、その性能を高く評価していました。しかし今回は、Intel Core Ultraを試すことで「実際のところ性能はどうなのか？」「世間の評判は本当か？」を自分の目で確かめることに。特に生産性面でのパフォーマンスを重視し、RyzenのInfinity Fabricによるレイテンシ問題が影響するゲーム性能の向上よりも、トータルの作業効率を優先しています。
Core Ultra搭載PCのパーツ選定と組み立て
動画では、使用するパーツを紹介しながら組み立ての様子を詳細に解説。マザーボードはASUS Maximus Hero、メモリは48GB（24GB×2）と大容量。冷却にはbe quiet!のSilent Loop 3と140mmファンを組み合わせ、静音性と冷却性能を両立させています。コンパクトながら高性能を目指したMicroATXケースPhanteks XT M3を使用し、配線もシンプルでメンテナンス性も考慮された設計です。
起動時のトラブルとBIOSアップデートの重要性
Core Ultra搭載PCの起動に時間がかかる問題に直面。約5分間のローディングで、USBデバイスやネットワークブートが影響している可能性が指摘されています。また、Windowsが一部のドライバーや管理エンジン（MEファームウェア）を正しく認識せず、安全モードでも操作に制限があるなどの異常も発生。BIOSとMEのアップデートを適切に行うことでこれらの問題が解消され、安定動作を実現しました。
Core Ultraの性能評価と使用感
動画内でのベンチマーク結果からは、Intel Core UltraはRyzenのX3Dモデルに比べてゲーム性能ではやや劣るものの、その差は日常使用ではほとんど感じられないとのこと。特に生産性向上に関してはIntelの強みが光り、動画編集や複数タスク処理で優位性を示しています。ユーザー体験としては、Core Ultraの滑らかな操作感が好印象で、Windows 11との相性も良好です。
まとめ：Intel Core Ultraは本当に悪いのか？
JayzTwoCentsさんの検証から見えてきたのは、Intel Core Ultraは決して「悪いCPU」ではなく、特に生産性重視のユーザーには魅力的な選択肢であること。起動時間の問題やドライバーの不具合はあるものの、適切なアップデートと設定で解決可能です。ゲーミング性能だけで判断せず、総合的なパフォーマンスを評価することが重要といえます。
さらに深く知りたい方は、ぜひ動画本編をチェックして、組み立てのリアルな様子やトラブルシューティングの詳細な解説を体験してください。IntelとAMDの最新CPUを比較検討している方にとって、非常に参考になる内容です。
