はじめに
Moto RAZR 2024は、モトローラの最新のフォルダブルスマートフォンです。高級モデルのRAZR+より手頃な価格で提供されることから、”フラッグシップキラー”とされています。このレビューでは、この端末が提供する機能を詳しく見ていき、果たして本当にフォルダブルスマートフォン市場での”フラッグシップキラー”と言えるのかを検討します。
デザインと ディスプレイ
Moto RAZR 2024は、より高価なRAZR+とよく似たデザインですが、いくつかの違いがあります。ヒンジが30%小型化され、折りたたみ時のより洗練された外観が実現しています。背面にベジタブルレザーを採用したことで、手に持った際の感触が良く、落下時の保護性も向上しています。
端末のディスプレイはすばらしく、3.6インチのカバーディスプレイと6.9インチのメインディスプレイの両方がOLEDパネルを採用。10ビットカラー深度、高リフレッシュレート、抜群の輝度を備え、滑らかで鮮やかな表示が可能です。
パフォーマンスと仕様
内部のプロセッサはMediaTek Dimensity 7300で、8GB RAMと256GB ストレージが搭載されています。このハードウェアの組み合わせにより、日常的なタスクから軽めのゲームまで、ストレスのないパフォーマンスを発揮します。
また、4,200mAhのバッテリーを搭載し、30Wの有線充電と15Wのワイヤレス充電にも対応しているため、1日中使い続けられます。さらに、IPX8の防水性、5G通信、Android 14の純正エクスペリエンスなども備えています。
カメラとソフトウェア
Moto RAZR 2024のカメラシステムは主眼ではありませんが、広角、メイン、2倍望遠の3つのカメラに加えマクロ機能も搭載しています。カメラ性能は「驚きと不安定さが混在する」と評されており、画像処理は素晴らしいものの、状況によってはヒットアンドミスの結果となることがあります。
ソフトウェア体験は、シンプルさと便利なMoto機能の搭載が評価されています。ただし、時折のもたつきや長期的なソフトウェアサポートへの懸念も指摘されています。
まとめ
Moto RAZR 2024は、フォルダブルスマートフォン市場における魅力的な提案です。高性能なハードウェアと機能を備えつつ、比較的手頃な価格設定が特徴です。”フラッグシップキラー”と呼べるほどではないかもしれませんが、コンパクトで多機能なフォルダブル端末を求める人には、大いに検討に値する1台だと言えるでしょう。
主なポイント:
- RAZR+に似たデザインで、ヒンジが30%小型化、ベジタブルレザーバック
- 10ビットカラー、高リフレッシュレート、高輝度のすばらしいOLEDディスプレイ
- MediaTek Dimensity 7300チップセット、8GB RAM、256GB ストレージ
- 4,200mAhバッテリー、30W有線/15Wワイヤレス充電に対応
- 柔軟なカメラセットアップだが、パフォーマンスは一定ではない
- Android 14純正エクスペリエンスにMoto機能が追加されているが、時折のもたつきあり
- より手頃な価格で魅力的なフォルダブル体験を提供