パソコンの自作にこだわるゲーマーやクリエイターにとって、理想のマシンを作り上げることは大きな喜びです。特に水冷システムは、冷却性能だけでなく見た目の美しさも重視されるため、細部までの設計とパーツ選びが重要になります。今回の動画では、JayzTwoCentsが自身のパーソナルPCをHAVN HS420ケースを使って一から組み直し、その過程と完成した最強の水冷ビルドを詳細に紹介しています。これから水冷ビルドに挑戦したい方や、最新の高性能PC構築に興味がある方は必見の内容です。
この動画で学べること
- HAVN HS420ケースの魅力と水冷向け設計の特徴
- 水冷システムのパーツ選定と組み立て手順
- 独自の冷却回路設計と配管の工夫ポイント
- 実際の温度テストとLightBase 900との比較結果
HAVN HS420ケースを選んだ理由と特徴
JayzTwoCentsは当初、LightBase 900ケースでPCを組んでいましたが、冷却性能に不満を感じていました。特に部屋の温度が高い環境での水冷ループの温度が高く、理想的な冷却ができていなかったのです。そこでHAVN HS420ケースを購入し、水冷システムを再設計。HAVN HS420はコンパクトながらも最大2基の420mmラジエーターを搭載可能で、優れたエアフロー設計が特徴です。メッシュパネルや多くのファン対応により、空気の取り込み効率が非常に高くなっています。
水冷パーツの選定と設置プロセス
ラジエーターとファン
今回使用したのはCorsairのXR5 420 V2ラジエーターやXR7 360 V2の厚型ラジエーターです。大口径の420mmラジエーターをケース内で2枚使用し、冷却能力を大幅にアップ。ファンはCorsair QX140 RGBを多数導入し、見た目の美しさと静音性を両立しています。
CPU/GPUブロックとフィッティング
Thermal GrizzlyのDelta MateシリーズのCPUブロックを採用。これは従来モデルの改良版で、ポートが一体化され垂直マウントに最適化されています。GPUブロックも同じブランドで統一し、見た目の統一感と効率的な冷却を狙っています。
配管設計とドレインシステム
JayzTwoCentsは配管の長さや角度にこだわり、90度曲がりを極力減らすことで流体抵抗を抑えています。また、ドレイン(排水)用のポートをGPUに設けて、メンテナンス性も向上。エア抜き作業もエアコンプレッサーと真空ポンプを使った効率的な方法で行いました。
カスタム改造と組み立ての難所
今回のビルドでは、ケースのドロップレットプレート(DROプレート)を使い、ファンと一体化するために穴あけ加工やネジ穴のタップ加工を自ら行うなど、細かなカスタムを実施。これにより、ファンとラジエーター間の空気流入を最大化しつつ、見た目もすっきりさせています。
また、配線もケースのケーブルマネジメント機能を活用し、RGBケーブルやファン電源ケーブルをすっきりまとめて、美しい内装を実現しています。
実際の冷却性能テストと比較結果
完成したビルドは、16時間にわたる『Heaven Benchmark』のループテストで安定稼働。GPU温度は最大42.6℃、メモリのホットスポットも50℃前後に抑えられています。これは以前のLightBase 900ケースでのテスト時よりも約10℃低い数値で、明確に冷却性能が向上したことを示しています。
ラジエーターの容積比較では、420mmラジエーター2基が360mmラジエーター2基よりも約36%大きな冷却容量を持ち、これが冷却効果の差につながっています。
まとめ
JayzTwoCentsのこのビルドは、理想的なパーソナルPC水冷システムを作るための具体的な手順と工夫が満載です。HAVN HS420ケースの優れたエアフロー性能と大容量ラジエーター、そして最新のThermal Grizzlyパーツを組み合わせたことで、見た目も性能も妥協しない仕上がりになっています。
動画では組み立ての詳細な手順から、配管の工夫、配線のまとめ方、温度比較テストまで非常に丁寧に解説しているので、水冷ビルドに興味がある方はぜひ視聴してみてください。これからの自作PCビルドに役立つヒントとアイデアが満載です!