ドイツ発!WatercoolのMORA-600ラジエーター製造工場を徹底解剖

パソコンの水冷システムに欠かせないラジエーター。その中でも特に注目されているのが、ドイツのWatercool社が製造する巨大ラジエーター「MORA-600」です。今回の動画では、人気オーバークロッカーであり水冷マニアのDer8auer氏と共に、Watercoolの工場を訪問。製造工程の細部にまで迫りながら、最新の機械設備や職人技を紹介しています。高品質な水冷パーツの裏側を知りたい方にとって、見逃せない内容です。

この動画で学べること

  • WatercoolのMORA-600ラジエーターがどのように製造されているか
  • ドイツ製造の高精度シートメタル加工やCNCマシニングの技術
  • 設計から組み立て、品質管理、パッケージングまでの工程
  • 水冷パーツ製造におけるエンジニアリングと流体力学の活用

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Watercool工場の製造現場を訪問

Der8auer氏の案内で訪れたWatercoolの工場は、最新鋭の機械が並び、まさにドイツのものづくりの粋を集めた場所。工場では、まず1mmの薄い鋼板をフォークリフトで取り出し、吸着アームを使って加工機械にセット。パンチングやレーザー切断により、ラジエーターの外装部品や内部パーツが精密に加工されます。レーザーは20mmの鋼板も切断可能な強力なもので、酸化防止のために窒素ガスを吹き付けながら切断しています。

CNC加工と職人技の融合

CNCマシニングは8台の機械を1人の熟練オペレーターが管理。GPUやCPU水冷ブロックの複雑な形状もここで削り出され、1パーツあたり約15分で加工されます。切削油には水と油の混合液を使用し、加工精度と表面品質を両立。治具も自社で製作し、製品ごとに最適な固定方法を工夫しています。熟練工はドイツの厳しい職業訓練を経ており、高い技術力が支えています。

試作から組み立て、パッケージングまで一貫体制

工場内では新製品のプロトタイプも製作され、ファン制御やポンプ速度を調整可能なアクティブコントロールユニットなども紹介されました。ラジエーターは約30分で組み立てられ、事前に粉体塗装されたパーツをネジ止め。LED搭載のブロックは配線も加わり、細心の注意を払って組み立てられます。梱包は自社の段ボール裁断機で行い、地元の資材を使用。環境への配慮も感じられます。

流体力学を活用した設計と品質管理

設計段階ではコンピューターシミュレーションを使い、冷却液の流速や渦の発生をチェック。最適な流路を模索し、性能向上につなげています。シミュレーションには1~2週間かかることもあり、妥協のない設計が求められます。こうした理論と実践の融合がWatercool製品の高い評価につながっているのです。

まとめ

今回の工場見学動画は、ドイツの精密加工技術と熱い職人魂が詰まったWatercoolの製造現場をリアルに伝えてくれます。Der8auer氏とのコラボレーションで、競合でもある両社の関係性やものづくりへのこだわりも興味深いポイント。パソコンの水冷システムに興味がある方は、ぜひ動画をチェックして、MORA-600ラジエーターの魅力を直接感じてください。

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